血液検査と肝臓疾患
肝臓は私たち人間にとって、非常に重要な臓器なのですが、かなり大きなダメージを受けても自覚症状が出にくい臓器でもあります。しかし血液検査をすることで、肝臓疾患の発見は可能なのです。ここでは血液検査と肝臓について考えてみましょう。
肝臓の重要性
人間の基礎代謝の約4分の1は、肝臓によって行われているため、肝臓は脂質、糖質、たんぱく質、ビタミン代謝の中心といえます。しかも体内に入り込んだ毒素を分解したり、アルコールの約9割を処理したりと、生命活動の中で大活躍する臓器です。つまり、ふだん意識することのない肝臓という臓器は、私たちが思っている以上に重要な臓器なのです。
とっても「無口」な肝臓
生命活動において、非常に重要な役割を担う肝臓は、基本的にはタフな臓器です。そんな肝臓も、過度の脂肪摂取、過度のアルコール摂取、ウイルスの感染などによって、ダメージを受けることがあります。しかし問題なのは、肝臓が「無口」な臓器だということです。つまりダメージを受けても、なかなか自覚症状が現れないのです。そのため肝臓のコンディションを、定期的に調べることが必要になってくるわけです。現在、血液検査によって、かなりの部分まで肝臓疾患を発見できるようになりました。
肝臓疾患はこれらの数値で分かる!
血液検査で肝臓疾患を見つける上で、とくに注目すべき数値は、γ−GTP、GPT、GOTの3つです。γ−GTPは胆道や肝臓の疾患に非常に敏感な酵素です。またGPTやGOTは、肝臓の組織に何か異常があると、それに敏感に反応し、高い数値を示す性質があります。そのため採血して調べるだけで、早期に肝臓疾患を発見できるのです。
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